キャノンの先進技術と研究開発への取り組みを紹介するコンテンツ「THE CANON FRONTIER 2019」をホームページにて公開しました。就職活動に向けて企業研究をされている大学生・大学院生・高専生などをはじめ、キヤノンの技術をもっと知りたい方に分かりやすくまとめました。ぜひCLICKしてください!

(URL:https://global.canon/ja/technology/pdf/canon-frontier-2019-j.pdf)

制作を担当した増子さん(入社1年目)

「スタジアム内のあらゆる位置から好みの角度で映像が見られる自由視点映像生成システムや、まさにその場にいるような臨場感が体験できる8K映像ソリューションは、新たな映像体験を提供する可能性のある技術です。キヤノンの研究開発の文化を知ることができる「キヤノンの研究開発」(p.5-6)も、ぜひ学生さんに読んでもらいたい内容です!」

「THE CANON FRONTIER 2019」の見どころ
■ 自由視点映像生成システム
3D空間で仮想カメラを動かし、スタジアム内を自由に飛び回ることや、試合中のフィールドに入り込み、選手と同じ視点を疑似体感できるといった、これまでにない映像体験を実現した自由視点映像生成システムの技術をご紹介します。(https://global.canon/ja/technology/pdf/canon-frontier-2019-j.pdf#page=8
自由視点映像生成システムのイメージ図

■ 8K映像ソリューション
8Kカメラに魚眼レンズを取り付けて撮影し、大画面に投影することでまさにスタジアムの観客席やフィールドのピッチにいるような臨場感を提供するキヤノンの8K映像ソリューションをご紹介します。スポーツ以外の活用例では、北海道大学での地球生物学の研究で、岩石の断面図をキヤノンの8Kディスプレイで観察・分析することで、未知の生命体発見へと繋げる事例もご紹介します。(https://global.canon/ja/technology/pdf/canon-frontier-2019-j.pdf#page=16
キヤノン本社で投影された8K臨場感ライブ映像

■ キヤノンの4つの新規事業
キヤノンの将来を担うメディカル、ネットワークカメラ、商業印刷、産業機器の4つの新規事業を紹介しています。
<メディカル>キヤノンメディカルシステムズが開発したCT診断装置に搭載され、低線量で高精細な画質を実現した技術「AiCE」をご紹介します。「AiCE」は、ディープラーニングを活用して設計した、CT画像データのノイズ成分を除去する技術です。
https://global.canon/ja/technology/pdf/canon-frontier-2019-j.pdf#page=28
<ネットワークカメラ>JALエンジニアリング様の導入事例などをご紹介しています。
CT診断装置

■ 新カメラシステム「EOS R システム」
撮影領域を拡げ、映像表現の新たな価値を提供するミラーレスカメラの新システム「EOS Rシステム」をご紹介します。(https://global.canon/ja/technology/pdf/canon-frontier-2019-j.pdf#page=10
「EOS Rシステム」

■ キヤノンが取り組むオープンイノベーション
キヤノンが現在進めているオープンイノベーションの取り組みのひとつに、IBM社が推進するResearch Frontiers Instituteがあります。キヤノンから派遣された研究者は、米国サンノゼにあるIBMアルマデン研究所で世界中の企業や研究機関から集まった物理学や回路設計などさまざまな分野の研究者と、量子コンピューターを活用した社会課題の解決に向けた技術の研究を行っています。(https://global.canon/ja/technology/pdf/canon-frontier-2019-j.pdf#page=18

量子コンピューターについての技術ディスカッション