ウェアラブルデバイスとは

ウェアラブルデバイスとは「身に着ける」ことができる「コンピュータ」のこと。
有名な製品で言えば、「Apple Watch」も「スマートウォッチ」であり、
ウェアラブルデバイスの一つに数えられる。
また、よく話題になる「スマートグラス」もその一つ。

近年、ウェアラブルデバイスは今までの「スマートウォッチ」などだけではなく、様々な形で誕生している。
その中でも、今後注目すべき「ウェアラブルデバイス」をランキング形式で紹介。

 

1位 スマートグラス

日々、開発が進められているスマートグラス。
今一番ホットなウェアラブルデバイスと言っても過言ではない。
あのAppleも「Apple Glass」を開発中と言われており、世界中の企業が参入してきている。
また、産業用のスマートグラスも開発されており、仕事や作業の効率化を実現してくれるものもある。

 

Focals 1.0 North社(2020年Googleに買収)

今まで一番普通の眼鏡と遜色ないビジュアルだったのが、North社のFocals 1.0
しかし、今年に入ってGoogleに買収されたため、Focals 1.0の販売停止、
年内発売予定だったFocals 2.0 も発売中止となってしまった。

North HP:https://www.bynorth.com/

 

NrealLight Nreal Ltd.・KDDI社(共同開発)

2020年12月1日から発売のスマートグラス。
5Gのスマートフォンに接続するだけで、AR・VRのXR表現を体験できる。
また、折りたためるためコンパクトで、尚且つデザイン性も高い。

KDDI HP : https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2020/11/10/4778.html

 

2位 ウェアラブル翻訳機

今までの翻訳機とは違い、イヤホン型のウェアラブル翻訳機などもでてきている。
リアルタイムで翻訳できるため、タイムラグを生むことなく相手の会話内容を
理解できる先進的な製品。

Timekettle M2  Timekettle(タイムケトル)社

深セン発のスタートアップ企業Timekettle社が開発したイヤホン型翻訳機は
ワイヤレスイヤホンとして使え、更にリアルタイムで翻訳を行える。
3つの翻訳モードがあり、翻訳可能言語も49種類93言語(2020年10月時点)と多くの言語に対応している。
また、「オフライン翻訳機能」もあるため、ネット環境がなくても使用可能となっている。(一部言語のみ)

Timekettle HP : https://timekettle.jp/
Makuake プロジェクトページ : https://www.makuake.com/project/timekettle-m2/

 

3位 スマートウォッチ

有名なスマートウォッチと言えば「Apple Watch」
しかし、最近ではフィットネスや運動をするときにデータを可視化してくれるものが多い。

Polar Vintage V2 Polar社

心拍数を図るだけではなく、自分自身を知ることのできるスマートウォッチ。
心拍数や走った距離を計測するだけではなく、トレーニングによってどれだけの負荷がかかっているかをみたり、
毎日の回復状況を計測しオーバートレーニングによるけが防止をしたりすることまでできる。
また、いつでもトレーニングデータを確認できる独自のプラットフォーム「Polar Flow」があり、
レポートや分析データまで出してくれる。
自身の目標達成をサポートしてくれるトレーニングプラットフォームとなっている。

Polar HP : https://www.polar.com/ja

 

4位 スマートシューズ

主にスポーツシューズで多く見られるスマートシューズでは、走った距離やカロリーだけではなく、
走り方の癖や重心までもデータをとることができる。

ORPHE TRACK no new folk studio社

専用のセンサーを専用シューズにセットするだけで、リアルタイムでデータ計測し、
更に音声アナウンスをしてくれる。
専用のアプリから、接地法、ストライド幅、接地時間、プロネーションを確認でき、
自身の理想フォームを実現することができる。

最近ではORPHE×asicsで「EVORIDE ORPHE」を公開、Makuakeから先行予約販売受付をしていた。

ORPHE HP : https://orphe.shoes/track/

 

 

5位 ウェアラブルネックスピーカー

首に掛けながら使用するスピーカー
立体的な音響を手軽に楽しめる上に、従来のスピーカーとは違い、
身につけていればどこでも高音質を楽しめる。

SRS-WS1 SONY社

耳元で高音質かつ迫力ある音を楽しめるウェアラブルネックスピーカー。
人間工学に基づいた体にフィットする設計により、装着感を気にすることなく使用できる。
また、耳をふさぐことは無いので周囲の音は聞こえるため、会話を楽しみながら使用することもでき、
更に、デザイン性も高く、ライフスタイルに溶け込むデザインとなっている。

SONY HP : https://www.sony.jp/active-speaker/products/SRS-WS1/feature_2.html#L1_80

 

6位 スマートウェア

衣服にセンサーを搭載して運動時のデータをとるものから、
これからの季節に活躍しそうなヒーター機能を搭載したジャケットまである。
寒さなどを我慢しなくても快適にファッションを楽しめる時代に。

A WARMER ウェアラブル社・アダストリア社

ヒートモジュール内蔵のヒートジャケット。
専用アプリからその時の最適温度に設定でき、最高温度は53℃まで設定できる。
また、30分以上アプリ操作がないと自動で温度を調節するスマートウォーム機能を搭載。
寒い冬でも快適に暖かく過ごすことができるジャケットとなっている。

A WARMER HP : https://www.dot-st.com/cp/awarmer/

 

7位 AR・ゲーム用ウェアラブルデバイス

ARハードウェアは近年注目されているが、更にゲーム用のウェアラブルデバイスも登場している。

BCON CapLabGmbH社

PCゲーム専用ウェアラブルとして発売された「BCON」は、キーボード対応のゲームであれば使用可能であり、
最大24個のキーを割り当てることができる。
手、腕、足、頭に装着でき、ゲームを感覚的に楽しめ、さらに身体にハンディキャップがある人でも
使用可能となっているので、誰でもゲームを楽しむことができる。
日本に於いては、Gloture社が国内販売代理店でありGREEN FOUNDINGで販売していた。(プロジェクトは既に終了)

Bcon HP : https://bcon.zone/
GREEN FOUND プロジェクトページ : https://greenfunding.jp/gloture/projects/3908?utm_medium=GREENFUNDING&utm_source=Portal

 

8位 スマートイヤホン

聴くことに特化したウェアラブルを「ヒアラブル」と言い、近年注目が集まっている。

Air Pods / Pods Pro  Apple社

誰もが知っているであろう「Air Pods」シリーズもスマートイヤホンの一種。
音楽を聴くだけではなく、通話もSiriへの呼びかけも、Air  Podsで全て出来てしまう。
また、ワイヤレスなのでどんなシーンでも邪魔にならなく、快適に使用できる。

Apple HP : https://www.apple.com/jp/

 

 

9位 ウェアラブル搾乳器

今年発売されたばかりの新しいウェアラブル製品の中には、女性のためのウェアラブルデバイスも登場している。

Willow  Wearable Breast Pump  Willow社

スタートアップであるWillow社はウェアラブル搾乳機を開発した。
現在は「Willow Wearable Breast Pump Generation 3.0」が発売中。
下着に挟みながら使うため、ハンズフリーでいつでも搾乳できる。
防滴ミルクバックと再利用可能なコンテナを搭載しており、搾乳したあとに溢れることはない設計となっている。

Willow Hp : https://shop.willowpump.com/

 

10位 ウェアラブル美顔器

いつまでも若々しくいたいという願いを叶える為のウェアラブル製品も発売されている。

Medi Lift  YA-MAN社

1日10分間つけるだけで、2つの表情筋にアプローチし、
顔のケアをしてくれるウェアラブル美顔器。
セルフケアが難しい表情筋にEMSでアプローチし、引き締めてくれる。
また、ハンズフリーで使用可能なので、他の事をしながら10分間を過ごすことができる。

YA-MAN  Medi Liftページ : https://www.ya-man.com/products/medi-lift-g2/lp/?ownid=b_1_p_aa_dp_gf_jo_mn_pa_a29_005

 

番外編 牛用ウェアラブルデバイス

人間だけではなく、牛用のウェアラブルデバイスも登場している。

Farmnote Color Farmnote社

「Farmnote Color」は牛用のウェアラブルデバイスで、牛の活動情報を記録し、活動・反芻・休息を計算。それらのデータから、発情・疫病兆候予知を行い通知する。

Farmnote HP : https://farmnote.jp/color/